2009年03月05日

♪:同居記録:111

☆2008.11.13。母が・・看板文字を次々と読む。しかし、その後が大変。

デイからの帰路、信号待ちをしているとそばのガソリンスタンドの看板を見ていた母が。「ナ・ン・ゴ・ク・ショク・サン」、と声に出して読むんです。呆然とする私でしたが、「二シ・ニホン・チケット」、「ヒタチ・コンシューマー」、「大津・阿蘇方面」・・、と次々と看板や道路標識の文字を読み始めたんです。

思わず車のブレーキを何度も踏んでしまいました。時期的に言えば脳の状態には厳しい季節のはずなんですが、こんな日もあるんですね。

これは何かあるぞ、とは思っていたんですが、帰宅してからの母はそれはもう大変でした。
「トイレは?、おしっこは?」、と聞くと、「しないっ、してきたばかり!」、と言いますが、実際には1時間近く前に施設のトイレに行った時には座っていただけでおしっこはしていないんです。
でも、ここは私が引き下がってベッドに横にさせようとすると、「何故、私が横になる必要があるんだ。私は洗濯物を取り込むつもりなのに・・」、と絡んできます。

「洗濯物など畳んだ事はあっても取り込む事などはした事がないじゃないか。危ないからそんな事は無理だ」、と言うと。「お前はひどい事を言う、洗濯したり、取り込んだりは私が毎日している事じゃないか」、と怒ります。

いつもだと、ここで考え込んで首を傾げたりして自問自答の仕草があるんですが、今日はそれがありません。もう、矢継ぎ早に反論して立とうとさえしています。でも、ベッドからは簡単には立てません。

実は、従来のベッドに代えてより低床型のタイプのベッドに交換して貰ったばかりなんです。これまでのベッドだと、どうかすると立ち上がり、そのままバタンと前方へ倒れる危険があった為に交換したのでした。

一昨日にきた新しいベッドから立ち上がるのに四苦八苦している母を部屋に残し、私は急いで庭の洗濯物を取り込み、私の寝起きする部屋に放り投げるようにして母の部屋へ戻り、「俺はさ、これから家の改装で柱を入れ替えたりするから静かに横になっていてくれ」、と説得し、母を横にさせるのですが、ジャッキや電動鋸などを準備していると母の部屋のセンサーがピーピーと鳴ります。

母の部屋を覗くと、3分前に横になったはずの母がもう起きて立とうとしています。「何がしたいんだ?」、と聞くと。「洗濯物を取り込む・・」、と言います。「俺が取り込んだばかりさ。頼みから静かに横になっていてくれ」、と言うのですが、母の目が完全に吊り上がって怒りを現しています。

・ ・、私は・・見事に鋸で左手の親指を切ってしまいました。指の肉がなくなって白い骨が見えていますよ。ああ・・、痛い。認知症では正常も異常のうちと言う方がいます。家族にとっては厳しい意見ですが、この母の激変振りを目の当たりにすると納得がいくんです。母の認知は確実に進んでいるようです。

♪:母のふるさと

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